1. 左右の大動脈バロ受容器に機能の違いがあることが、高血圧の病態においても示された
2. 左側の大動脈バロ受容器が、より強い血圧低下効果をもたらすことが分かった
3. この知見により、バロレフレックス活性療法(BAT)の臨床応用につながる可能性がある
研究チームは高血圧の実験モデルである自然発症高血圧ラットを用いて、左右の大動脈バロ受容器の機能に違いがあるかどうかを調査しました。その結果、左側のバロ受容器がより強い血圧低下効果を持っていることが判明しました。この知見は、バロレフレックス活性療法(BAT)の開発や改良に寄与する可能性があります。