1. イギリスのニューキャッスル大学とウガンダのマケレレ大学による研究で、ケニア、タンザニア、ウガンダにおいて、必要な薬が登録されていないことが多く、医薬品の利用が制限されていることが判明。
2. 3カ国において、抗パーキンソン病薬や解毒・抗中毒薬など、多くの必須医薬品が登録されていないため、入手が困難。
3. 非必須の抗生物質が過剰に登録されていることが、抗生物質の適切でない使用や耐性の増加につながる可能性がある。
ケニア、タンザニア、ウガンダの三カ国では、必須医薬品が十分に登録されておらず、治療に影響していることが、イギリスのニューキャッスル大学とウガンダのマケレレ大学による研究で明らかにされました。特に、抗パーキンソン病薬や解毒・抗中毒薬、抗てんかん薬などのカテゴリーで登録されていない薬が多く、利用制限が生じています。また、非必須の抗生物質が過剰に登録されていることが、抗生物質の適切でない使用や耐性の増加につながる可能性が指摘されています。