– トランエキサム酸(TXA)は肘の外傷手術後の骨外骨化(HO)の発生率を低下させる
– TXA群では、HOの発生率と機能的制限を伴う重要なHOのリスクがそれぞれ50%、2/3低下
– 今後の研究でTXAの抗炎症効果とHO予防への影響をさらに検証が必要
トランエキサム酸(TXA)は、肘の外傷手術後の骨外骨化(HO)の発生率を低下させることが、中国・上海第六人民病院の研究で明らかになった。TXAによる手術では、HOの発生率と機能的制限を伴う重要なHOのリスクがそれぞれ半分および3分の2に低下した。さらなる研究が必要だが、TXAは肘の外傷手術後のHOを予防する適切な方法である可能性がある。